ヴァルカン

Q:簡単に自己紹介をしてください。

A:ヴァルカンだ。本名は明かせねえ。


Q:犬派ですか? それとも猫派ですか? 理由も添えて教えてください。

A:犬だな。よく鼻が利くからな、相棒にするには十分すぎる理由だぜ。


Q:大切な人はいますか? いたとしたら、なぜその人が大切なのですか?

A:雇い主という意味では、鬼王きおう須王すおう龍範たつのりのこと)だな。


Q:10億円あったら、何をしますか?

A:そんな話をするつもりはねえぜ。


Q:ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか?

A:鬼王の息子(龍野りゅうやのこと)を鍛え上げたことだな。あいつはいいセンスを持っている。このままいけば、十分に強くなるだろうな。


Q:悲しかったことはありますか?

A:ねえな。


Q:目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか?

A:オフのときなら応急処置くらいはするさ。だが任務中なら、見なかったことにするぜ。


Q:見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか?

A:俺は女にさほど興味はねえんだ(興味があるのは、俺自身の技量を鍛え上げることだけさ)。どうもしねえさ。


自由に質問

Q:どのようにして、鬼王と会いましたか?

A:昔戦いに敗れた、それがきっかけだ。俺の話せることはそれだけだぜ。


Q:いつから傭兵稼業を始めましたか?

A:世の中でいう高校生くらいのときには、既にいくつかの戦乱をくぐってきた。俺の話せることはそれだけだぜ。


Q:タバコは吸われますか?

A:吸わねえよ。呼吸器系へのダメージになる。百害あって一利なしだ。ただ、酒なら少々飲むな。


Q:最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。

A:やれやれ、それじゃあ報酬よこせ。何、お前へのメッセージじゃない? そうかよ……特にねえな。じゃあな。

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