第10話E・Tというろくでなしのくず男

S小学校に転校してきてから、色々な出会いがありました。

NやYといった、良き友人に巡り会えたのは、いい出会いでした。

しかし、良くない出会いもあります。

それが、E・Tという、ろくでなしの最低のくず人間でした。

E・Tは、腕力、腕っぷしには自信があるらしく、

中学生を倒したとか、それから、E・Tと付き合っていた頃に、

E・Tの家に鍵がかかっていて、E・Tの家はマンションで、

E・Tの部屋があるところは、マンションの最上階のあたりでした。

E・Tは、素手で、ベランダからベランダによじ登っていく。

という方法で自分の家のカギを開けました。

E・Tは、本当に最低のくず人間です。

人の家に勝手に、上がり込んでは、大人相手にいたずら電話ばっかりしてるし、

サンテラス日吉で万引きをしていて、警備員に追いかけられていた事もありました。

E・Tは、どうやら万引きの常習犯だったらしく、E・Tと偶然に居合わせた時に、

僕や、友人のNやYが万引き犯扱いされて警備員に連れていかれそうになった事もあります。

E・Tは、悪友と呼べるような、友人が何人かいましたが、

E・Tの度を過ぎた悪行三昧に長く付き合う奴じゃないな。と思ったのか、

小学校を卒業すると、みんなE・Tから離れていきました。

E・Tが今は、何をしているのか、僕には、分かりません。

少年院や鑑別所を出たり入ったりした後に、何か、ろくでもない犯罪をおこして、

刑務所で臭い飯を食っているのか?。

それとも、本職のヤクザにでもなっているか?。

とにかく、E・Tとは、もう絶対に関わり合いたくありません。

もし、E・Tが何かをやらかして、警察が家に来たら、

「E・Tなんて奴はとっくの昔に忘れました。」と答えるでしょう。

K市にすんでいて、今、交流があるEさんに一言。

同じEだけど、Eさんの事じゃあないから、心配しないでいてください。

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