　何やかんや、今年も後二ヶ月となりました。

　……多忙、という言葉をここまで使ったのは何時以来だったか。

　しみじみと、健康が一番大事なんだなぁ、と思わせる一年でした。あ、人間ドック行かねば。

　ラノベ業界を見渡すと、ラブコメの時代ですね。業界全体がその波を掴もうとしているのかな？　と思います。

　ただ、ここで気を付けないといけないのは……生存率の悪化。

　コロナの影響もあり、1巻戦死率が上がっている印象を持っております。そして、それはラブコメでも同じこと。

　ざっくりと見た感じ、各レーベルでラブコメ枠は精々2枠なのかな？　と。

　「幼負け」「天使様」は売れまくっていますし、「ひげ」に至っては、一ジャンル形成すら果たしておりますが……戦況はかなり過酷なので、カクヨムコン6をラブコメで挑まれる皆々様方、出来れば既存ラブコメを見渡して、まだブルーオーシャンな所に手を出しましょう。レッドオーシャン分野で受賞しても、後々辛いと思われます。いや、冗談抜きで。もしくは、既存作品を超える面白さで殴るか、ですね。

　若葉マークを握りしめ、2年間書いて来た経験則から言えるのは……『ラノベ作家、世間巷で言われている程、儲からないわけではない（※ただし、大ヒットにならないと、健康との勝負になる）』デス。慎ましく食べてはいけます。

　ただ、デビュー後は四ヶ月間隔での刊行（文庫の場合）が基本なので、当月出版された！→その月末には初稿★、を出来ないと血反吐となります。4シリーズとか回している作者様は、人を何処かで止（検閲）。

　なので、最低一ヶ月で10万字＋、は書けないと苦しくなろうかと。書ければ書ける程、良いんじゃないでしょうか。

　新年会でカクヨム出身者の方に『ようこそ、地獄へ！』と言えるよう、僕も頑張っていきたいと思います。ハイ。

　でも、今年の御仕事はほぼほぼ終わったんだぁぁぁ。少なくとも10月中は校正しかしないぞぉぉぉ（※11月中に公女8初稿〆。12月中に辺境3初稿〆。ただし、書いても出ない可能性があｒ）。