突然、始まることもある。「辺境」六英雄編

 忘れた頃にやってくる。「辺境」設定裏話。

 今回は六英雄のお話。今まで作中・コメントにて公開したもの。


『アキ』=春夏冬秋あきなしあき:『勇者』

約200年前、旧帝国によって処刑。この子が死んだことより『剣聖』『全知』は二人きりで世界へ戦いを挑み、半ば勝ちかけた。

世界の果て、銀嶺の地より生きて帰って来た一人にして『魔神』殺し。字義通り、過去から現在を通じて世界最強の英雄。

神剣しんけん』『蒼楯あおたて』『星落ほしおとし』『千射せんしゃ』『本喰い』『拳聖けんせい』は生きている彼女を知っていて、男共にとっては頭が上がらない姐御。女の子達にとっては、頼りになるお姉ちゃん。ハルとも仲良し。旧帝都に墓所あり。餓鬼大将だった模様。


『トウヤ』:『剣聖』。

アキの処刑から『大崩壊』を引き起こした首謀者の一人。現在もなお存命。

黒外套と関わりあり。世界とハルを憎悪している。

銀嶺の地より生きて帰った、世界最高の剣士。ハルに呪いをかけられている。


『???』:『全知』

アキの死を受け、トウヤと共に立ち、世界へ戦いを挑んだ。死亡している模様。

黒外套達の義父。生前は極めて温厚な人物として知られた。

銀嶺の地より生きて帰った世界最高の錬金術師。世界に対する脅威度は魔神に匹敵。


雪舞シェンウー』:『???』

『魔神』の愛し子。銀嶺の地にて死亡。


『???』:『???』

魔法使いの女の子。銀嶺の地にて死亡。


『葵』:『神斬り』

数百年に及ぶ秋津洲の戦乱の中、生まれ落ちた鬼子の中の鬼子。

六英雄の中で、唯一、現在においても『葵』=『神斬り』の名を継承。ただし、血で選ばれるわけではなし。

当代『葵』は、六波羅ろくはら・八幡・弓削ゆげのの血を引く怪物。佩刀は『天国あまくに』『天藤あまふじ』。『神呼びの鈴』を持っている。彼女が、刀を振るうのは自衛時か、世界の敵に対してのみ。アザミと血縁関係。


 名前が出ていないのは地味にあと二人。存命は一人。

 ハルは六英雄ではありませんが、銀嶺の地で何があったのか、『大崩壊』前後の真実、その他諸々全てを知っています。知らないのは、現在、世界で何が起きつつあるのかだけ。

 う~ん……これを書籍にするのかぁ……どうするんだろうなぁ(遠い目)。

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