第18句 オグロプレーリードッグ


両の手で 穴一匁あないちもんめ ごあいさつ


・ー・ー・ー・ー・ー・


ヒトの「あそび」は多種多様で、非常に興味深いのです。


みなで「あの子がほしい」と歌い合いながら勝ち負けを競い合ったり、まるで狩りごっこの様に追いかけ回したり逃げ回ったり。


立たせた棒に輪を入れる様なあそびもありましたね。

似たものでは、輪の様な穴を掘って、その中に石などを入れて競い合うものもあるのだとか。


普通は群れで遊ぶものばかりですが、中には2人だけで楽しそうに遊ぶ酔狂なフレンズもいるのです。


特にこはんのあの2人は…正直仲が良すぎて、賢い我々にとっては見るのが毒なのですよ。


輪の中に投げ込むのは、石だけにしてほしいものなのです。


〜ワシミミズク


【季語】

穴一[新年]:近世の子供の遊び。地面に小さな穴をあけ、約1メートル離れた線の外から銭(ぜに)などを投げ入れて勝負を競う。穴打ち。銭打ち。

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