第14句 フェネック
背には草 夜空に
・ー・ー・ー・ー・ー・
ーーー横からは、すぅすぅという寝息。
ーーー空いた手で星を指差す。
ーーー輝く大河の両脇に、きらり瞬く別れ星。
ーーーどうだ、羨しかろう。
ーーー私たちは、隣同士。
〜フェネック
【季語】
星の妹背[秋]:陰暦の七月七日、牽牛と織姫の二つの星が、天の川を渡ってあうこと。
中国の七夕伝説による。
星合、星迎、別れ星、年の渡りなどさまざまな言い方がある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます