歩み
人は誰かを傷つけてしまう生き物だ。
親のせい、世界のせいだと言うのは簡単で、それで不貞腐れて生きるなら、人生は台無しになる。本当は、こんなにも幸せは転がっているのに。
そして、僕自身も不貞腐れついでに、誰かを巻き込んで傷つけてしまう生き物だ。
この世界に完全なんてない。
傷つかないことを期待なんて、できない。
重荷も全部、待ったナシにのしかかってくる。
それでも、その中で
僕らの中に埋め込まれた良心や愛が輝いて
僕らは支えながら生きている。
誰が言ったんだ
「産んで欲しくなかった、なんてそんなのは自分の人生を楽しめなかった言い訳だ」と。
言い訳なんてキリがない。
不貞腐れて、もらえてる幸せや愛を受け取らないから、幸せになれないの。
傷ついた数を数えても意味なんてない。
できない言い訳を考えてなんになるのか。
この先だって、重荷はのしかかるだろう。
壁のように立ちはだかるだろう。
そして、また傷つく。
そして、それは多くの人がそう。
私も誰かを傷つけ、期待したことをしてはあげられない。
大事なのは、認め、許すことだ。
愛で覆うとも言う。
本当に、本当にできていたのか、今までの自分を振り返ると出来ていなかった。
そして、思った。
案外、世界の平均点は低いのだと。
そんな中で、
不完全な僕らはもがきながら、
支えながら生きている。
自分を傷つけることを止めて、
のしかかる重荷よりも、
幸福に目を向けるよう。
だからさ、
今はただ、自分のできることを積極的にやって行くと決めたんだ。
『自分にして欲しいことを、まず相手にしなさい
受けるより与える方が幸福なのです』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます