第12話 マリオネット・アイソレーション

眩しすぎる世界に瞳を閉じて

影が動く度に、何かを恐れて震えていた

泣きじゃくる言葉に心を閉じて

風が運ぶ音に、誰かの孤独を感じていた


一人じゃ叶わない夢を

何故探してしまうのだろう


僕を繋ぎ止める無数の糸が

きつく縛り付ける不自由さ

いざこざに絡まって動けなくなって

でもそれって、繋がりの証だから


今はその耐え難い切なさが

僕をここに留めてる。

今はその耐え難い優しさが

僕の声を奪っていく。

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