第35話世界の果て、二人で逃げ出した、生まれ変わったら、2018.09.15
二人で逃げ出したあの夏から、ついに世界の果てに来てしまった。
『生まれ変わったら、また会おう』
その後の君の言葉が、僕に勇気をくれたんだ。
『じゃあ、たった今生まれ変わりましたよ』
君の微笑みの一言から、六十年。
今度は僕が告げる番だ。
『これからも、いっしょだ』
物言わぬ君の隣で。
***
お題は、「世界の果て」「二人で逃げ出した」「生まれ変わったら」。
さて、逃げ出した二人がたどり着いた先が世界の果てで、そこでどうしようもない何かのために死を選択して来世の逢瀬を誓い合うという設定ならば、この三つはつながっていくでしょうね。
将来を夢見た二人のイメージがまず浮かびました。
ただ、あまのじゃく70%のななぐさです。繋がりやすいキーワードなので、あえて別に考えてみます。
「世界の果て」
イメージは絶望感? 孤独感? 先の見えない物のたとえもありかも。
「二人で逃げ出した」
ということは、少なくとも登場人物は二人必要。
「生まれ変わったら」
死ぬんだろうな……。
うーん。世界の果ては、二人の世界の終りでもあるのかな? 果てということは、一人は続いててもおかしくはない。ここまで歩んできた中で、一人旅だったというのでもいいかな?
うん、何となく世界観が変わった。
年老いた夫婦でいいかも?
しかも、一度なにかから逃げ出した。
駆け落ちだ!
登場人物。
お爺さんとお婆さん。
場面設定。
縁側、病院、部屋、墓場、葬儀場。
一人は死んで、一人は生き残っている場面。
過去エピソード
駆け落ちした。
うーん。どうしよう。
やっぱり、最後は爺さんがLOVEな所で終わりたいな。後追いってかんじ?
まあ、異論はあるとはいえ、燃えるような恋の結末としてエンドレスもいいかも?
という感じでした!
ちょっと今日は最初のイメージから離脱した物語を作ってみました!
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