14歳のとき

1日目

 ある日、不思議な夢を見た。

 銀色の髪をした女の子が、ぼくの前に現れたんだ。

「君は、だれ?」

「わたし? わたしはメイよ。キミは?」

「ぼくは裕司ゆうじ。よろしくね、メイちゃん」

「よろしくね、裕司くん」

 彼女は可愛かった。

 たとえや冗談じゃなく、本当に可愛い顔をした子だったんだ。

 けど……「何して遊ぶ?」と彼女に問いかけたとき、目が覚めてしまった。

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