第51話 見守り
貴方はいつも一歩引いた所で私を見てる
私が出来る事には口も手も出さない
私が出来ない事はアドバイスをくれる
どうしても出来なければ手を貸してくれる
ずっとずっと見守ってくれる
私の邪魔をしないように
私の進路を阻まないように
貴方はとても大人で思慮深くて
どこか一線を引かれている
私が人並みになったら離れていくの?
もうそばには居られなくなるの?
貴方に見守られるだけじゃなく
貴方と対等に並んで歩きたいと思うけど
貴方が離れていきそうで
私はとても怖いのです
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