第13話 眠れない夜に

夜空を見上げて貴方を想う


あの月が貴方だったら


離れていても


貴方を見られるのなら


きっと嬉しくて泣いてしまうだろう


今流れているのは


逢えなくて悲しい涙


毎日貴方の姿を一目でも見られるのなら


悲しい涙なんて流さないのに


心は近くにあると


貴方は言ってくれるけど


貴方の事を信用したいけど


離れている期間が長くなると


貴方の体温すら思い出せなくなる


貴方の体温と


貴方の手の感触を


忘れない頻度で逢いたい

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