第26話被害妄想じゃない!

母に、最近になって今までされた事を言った。



正直、伝えるのは怖かったけど、聞いてみた。





母は「絶対違う。そんな妄想やめて、旅行に行ったり、色々してあげた事はいっぱいあったでしょ?楽しい事を考えて!」





そう言ってくる…。






私だって、母と旅行に行ったり、2人で御飯に行ったり、買い物したりしてくれた事だっていい思い出はあるよ。

育ててくれた事にも感謝はしている。






でもいじめと一緒で、嫌がらせをした方は覚えてなくて、嫌がらせをされた方は消えない傷として一生残るんだよ。





別に謝って欲しいとかそんな事じゃない。

ただ、なんでそんな事を私にしてきたのか気になったから勇気を出して聞いたんだ…。






実際に、兄には大人になってから、謝ってもらったが心の傷は癒されなかった。




今でも、本当に恐怖を感じてしまっている…。






嫌がらせ……。






母は夕飯の時に私に沸騰した鍋をかけてきた事。



海に行った時に、母が私の頭を海の中に沈めて私は、息が出来なくて、苦しかった事も思い出した。




まだあるよ…。





被害妄想じゃないし、事実だよ。






そして母は私は病気じゃない。弱いからと言う。






私も最初は何で精神科に連れて行くの?

そう思ってた。




だけど、なんとなく普通ではなかったと今なら分かる。



そして、統合失調症と言われた時は、自分でも疑ってたけど、本当にショックだった。



ネットで調べた時、重度の鬱でも幻聴や幻覚が見えたり、聞こえたり

するみたいだし…。




過去の記憶を忘れてたって事は、解離性健忘だったのかな?とか



PTSDかな?



とか色々、考えて思ってしまっていた。




母と兄は病気だと全く、理解してくれてないけど、



私には父と姉、親友がいる。



支えになってくれてる。







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