第3話 え?けれど、現実は、『カクヨム』だ。書いても書いても、0PVだ。ぴーぶい、ってなに?なんの略?0って、だぁれも読んでない、ってこと?え?え?

べつに、文句を言おうとしている訳でもないんだ。

ただ、ふと、想像するんだ。


痛ましいのは、青春かな?


僕の小説は、どうだろう?

僕は、過去に、いろんな小説を読んで、

たくさん感動して、いっぱい小説を読んで、

いっぱい、マンガも読んだ。

いっぱい、映画も観て、いっぱい、アニメも観た。

それで、あんなに、おもしろくって、

愛おしくって、寂しくなって、

泣いちゃったりして、

ゲラゲラ笑った次のヤツでは、

オンオン泣いたりしたりした。

だから、ね?

べつに、夢見ている訳じゃないよ。

わかっているけど、ちょっとだけ、

ね?

ちょっとだけ、僕の創ったものも、読んでよ。


で、貶してくれてもいいんだ。

最初っから、うまく書ける訳ないんだから。

ただ、今まで読んだり、観たり、楽しんだり、泣いたりするだけだったので、僕が受けた感動の、ほんの千万分の一でもいいけど、誰かになにかの想いを抱いてもらうことは、できないのだろうか?


そんな、ちょっとだけ頑張ってみようとする

『僕』が、いる。


けれど、現実は、『カクヨム』だ。

書いても書いても、0PVだ。

ぴーぶい、ってなに?なんの略?感動したら押すボタンがあるの?おかしいなぁ、それは、フォローとか、支援とかいうらしいぞ。

ぴーぶい、って、もし?

ピープル ボリューム《何語?》の略?

まさか、僕の書いたヤツを読んでくれた人の数?

なら、0って、だぁれも読んでない、ってこと?

え?え?

なんで?なんで?

なんで?評価されない、ならまだいいけど、なんで?

なんで、たったひとりにさえ、読んでもらえないの?



これが、冒頭書いた、僕が考える、青春の痛ましさ。




お願いだから、読んで、ねぇ、

読むだけでいいの。(はあと)

僕、可愛い男の子だよ、

って、自分を売りそうになるや。


ガクブル、こわいわ。

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