とある一人の運転士
福鉄NT200
プロローグ
これは、とある運転士の日常のお話です。
俺の名前は福岡翔、25歳JR九州の新人運転士だ。たった今、快速電車の運用を終えたところだ。「あっ翔君お疲れ~」話して来たのは福岡愛、まぁ俺の奥さんだな。彼女は23歳、2歳年下だ。もちろん彼女も運転士なのだが、あろう事か俺が会社に入るとき愛が、「私も同じ仕事がいい!」と言われ、何も言えずに彼女も就職。そして今に到る。まぁ夫婦で仕事ができるのは嬉しいのだが、唯一の悩みは、奥さんが美人で周りから嫉妬されることくらいかな。っと話が逸れすぎたな。愛が話す「翔君、私ね今から門司港行ってくる!」あぁそうか、今から愛は普通電車乗務か。そして、「おう!気をつけて行ってきな!」と俺が言った。今日も平和だなぁ。・・・・・・しかし、そんな思いはすぐに裏切られるのであった。 続く
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