殺意の理由
───
「愛しすぎてしまったのです」
───現在詩───
何処までも救えない
掬えないのは愛
こんなにも
こんなにも こんなにも
愛しているのに
何処までも救えない
一方通行な想いのベクトル
研ぎ澄ませて
研いで 研いで
鋭利な凶器に変えていく
救えない愛なら
掬わずに済むようにしましょう
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