ひとり

───過去詩モチーフ───


淋しがりやをなだめながら

長い夜を見送る



───現在詩───


部屋のカーテンは

開けたまま

テールライトの赤い帯を

見つめていた


冷たいベランダに

ひとり

長い夜に溜息をついて

孤独に傷つきながら


淋しい月と共に


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