異世界で俺が棍棒を使って無双する話

くるっくる

第1章 異世界と魔族の村

第0話 プロローグ

ふと気がついた


ここは外だろうか


地面は背の低い草が生い茂っている


周囲は木々に囲まれていて、森の中の広場の様だ

中心には切り株があり、これに腰掛けている

空は晴れていて、小鳥の鳴き声が聞こえてくる


だが、こんな場所に来た事は無い

良く見るとここから見える森の木々もなんだか普段の生活で見る木とは

形が違っているようにみえる


まさかと思い、念じてみる


「(棍棒よ~棍棒よ出て来い~)」

次の瞬間、右腕に重みのある物体が現れる


その物体をまじまじと見つめてみる

木製でごつごつした表面、取っ手から先に向かって広がる形状


間違いない、ゲームや漫画で見た事がある、あの棍棒だ




と、いう事は

さっきのアレは夢じゃなかったのか!?

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