陽炎の森(現代偏)97 まだ夕食まで時間があるから散歩しょうと旅館を出て利根川に歩いていったのです、一人の少年がラジコン飛行機を飛ばしていたのですがフラフラと飛んでいたのです、


陽炎の森(現代偏)97


まだ夕食まで時間があるから散歩しょうと旅館を出て利根川に歩いていったのです、一人の少年がラジコン飛行機を飛ばしていたのですがフラフラと飛んでいたのです、着陸させ色々、

みていますが首をかしげていますので声をかけると、重心が悪いのかなかなか上手くとばないよと言うので、おじさんにかしてご覧と飛行機を手に持ち重心を計ると随分後ろに重心が、

あります、


道具箱からテープを取り出し受信機の上に適当な小石を磔ると大体真ん中に重心が来たのです、次ぎにエレベータを操作して中心位置にサーボを調整し、次ぎにエルロンを左右並行、

になるわうにこれもサーボを調整したのです、次にエンジンの点火プラグを外し布を隙間にいれ掃除し、プイヤーで間隔を少し縮めたのです、少年が興味しんしんで見ています、


ちょっと飛ばしてもいいかなというといいよと送信機を渡すので受け取り、電動スタータでプロペラを回すとエンジンが勢いよく回り傍に置き、送信機のスロットルレバーを引くと、

飛行機は滑走し真っ直ぐ離陸したのです、上空に経つするとラダーを引き宙返りをさせ次ぎにはエルロンを操作してキリモミにするとメイが危ないというのでエルロンを戻しスロッ、

トルを引くと急上昇したのです、


色々な曲芸飛行をみせると二人が驚いています、着陸させピタッと目の前に止めたのです、これで大丈夫だと親指を立てると、おじさんすご~いというので、メイがおじさんは本物の、

飛行機も操縦できるのよというと、え~パイロットなの、僕も将来は自衛隊の戦闘機に乗るんだと言ったのです、飛ばしてごらんというと、燃料を補給して離陸させたのです、こんど、

はスムーズに飛行しています、


おじさんの言うとおり操作してといい、はいエレベータを引いてといい、スロットルをめいっぱい引いて、スロットルを戻してというと綺麗に宙返りをしたのです、いまのコツだよ、

といい、次ぎは背面だよ、エルロンを右左に操作して、ハイ戻してといい、今背面だからハイエルロンを右左操作していい、ハイ戻してというと背面から元にもどったのです、少年、

が着陸させると、


初めて宙返りと背面飛行をやったよというので、飛行機の調整の仕方と操縦の仕方を教えたのです、さあ行こうかとメイにいい少年にまたなといって河川敷を歩いて散歩したのです、

旦那様は何でも出来るのですね、飛行機の操縦が上手いのは小さいころからラジコンもやっていたのでしょうと言うので、そうなんだよというと、やつぱりやんちや坊主なんです、

ねと笑ったのです、


暫く歩くと貸しボートがあるので乗ろうといい、借りてボートに二人でのりオールをこいで川に出たのです、風が顔に当たり気持ちいいとメイが喜んでいます、こんどはメイが漕ぐ、

んだよと席を替わり漕ぎ方を教えるとすぐにコツを覚えたのです、すご~いメイは器用なんだねと感心すると、面白いと喜んで漕いでいたのです、それではそろそろ帰ろうと岸にも、

どろうとして船を向けた時、


右の藻の生えているところに黒い布がひっかかっています、黒い背広を着た人間の背中です、メイに見ないほうがいいよと言うと大丈夫ですと言うので傍に近づき見ると背中に銃弾、

が貫通した後があります、銃弾は入るときは小さい穴なのですが抜ける時は大きな穴になります、左に二つあり心臓を貫通したのでしょう、ひつくり返すと男の死体です、元に戻し、


岸に上がり貸しボートの係員に男の死体が藻に引っ掛かっていると言うと、驚いて110番したのです、メイに野次馬が集まってくるので、その野次馬に紛れ込んで頂戴、犯人は必ず、

現場を見にくるはずだ、怪しい奴がいたら携帯に電話するのでそいつの後をつけて、行き先を突き止めて頂戴、決して気ずかれないように離れて後をつけるのだよと言うと、了解と、

現場を離れたのです、


暫くするとパトカーがサイレンを鳴らして来て、おまわりが降りて来たので場所を指さすと、ボートに乗り確認しに行き戻って来て本部に無線で連絡したのです、発見者ですかと聞く、

のでそうですと答えると、杉戸署から刑事が来るのでここを動かないでくださいというので、わかりましたと返事をしたのです、野次馬が集まって来たので、おまわりがテープを張り、

野次馬が入ないようにしたのです、


野次馬を見るとほとんどの人が興味ぶかげにこっちを見ていましたが、メイの右となりの5番目にいる男が帽子で顔を隠し目を伏せがちにみています、こいつに違いないと後ろを向き、

メイに電話をかけてその男の着ている服と帽子を言うと確認したと返事したので宜しくと小声で言ったのです、振り向きましたが、メイには気がついてないようです、死体を引き上げ、

るまでは現場にいるはずです、


やがて警察の車が5台来て鑑識がボートに乗り付近を調べていましたが、死体を引き上げ岸に持って来てボート乗り儀の桟橋に横たえのです、刑事が傍に来て杉戸署のものですと、警察、

手帳を見せるので、状況を説明すると署までご同行ねがいますかと聞くので、分かりましたと返事したのです、野次馬を見ると死体を確認したのか男がそ~と現場を離れると、メイが、

離れて後をつけたのです、


パトカーで警察に行き取調室に座されたので。まるで犯人扱いですねと言うと警察は全てを疑ってかかるのが商売なんですよといい、名前と住所を聞くので答えると、あんなところで、

一人でボートに乗っていたのですかと聞くので、いえ、妻と一緒ですというと、え~奥さんはどこにと聞くので、犯人を追跡していますよと答えると、なぜ犯人とわかるのだと怒った、

顔をするので、


犯人は必ず現場を見に来るというのが、捜査の鉄則でしょう、野次馬に不審者がいたので妻が今後をつけているのですと言うと、あんたは何者だというのでカメラマンですよというと、

ルポライターかあの死体の男を知っているのだなと聞くのでいいえ知りませんよ、偶然見つけたのですと答えたのです、なんか怪しい奴だなと刑事が言ったのです、


そこに署長が入って来て村上警視殿、すみませんでしたと電話を渡すので出ると、管理官である、また巻き込まれたなと笑うので、笑い事ではないよ、あの死体は誰だと聞くとこの前、

お前の協力で北のキーマンを捕まえただろう、どうも杉戸近辺にアジトがあるみたいで、内閣情報室の捜査官がうらずけ捜査していたのだよ、顔写真から調べていた捜査官の一人と、

思われる、


今公安と内閣情報室の捜査官がそちらに向っている、総理の命令でお前は今から臨時の内閣情報室の捜査官で警視だよと言うので、かつてに決めないでくれというと、俺が決めたわけ、

ではない、俺も警視だがお前も警視というわけだ、現場にいてしかも北の事件の当時者だから仕方ないだろうと言うので、お前は何をするんだと聞くと、おれは公安ではないので、

お前のバックアップ役だよといったのです、


いつも都合のいい役目だなといい、分かったよ協力すればいいんだろうというと、よし素直でよろしい警視殿、情報があり次第連絡すると電話を切ったのです、電話を置くと刑事が、

すみませんでした、こちらにどうぞと署長室に案内したのです、署長が殺人事件として捜査本部を立ち上げます、杉戸署一同協力しますのでよろしくお願いしますというので、まあ、

かけてくださいといったのです、






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