君の未来に僕はいますか
クラスメートという名目で
僕は君と友達でしたが
もうすぐ それも終わろうとしています
卒業式が近付いています
笑いながら仲間内で
自分の未来を語り合った
あの時 君はちょっと自慢気で
可愛いな
なんて思った自分に
うろたえて赤面した僕でしたが
今じゃ 君のすべてが
好きだと想う有り様です
卒業すれば 僕たちは
別々の未来を歩みますが
何年たっても 君の未来に
僕は友達としているでしょうか
恋人とか親友とか
そんな特別なものじゃなくていい
辛く淋しい時にふっと
振り返るだけの思い出でいい
君の未来に 僕は
友達として──在りたい…
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