第6話 キンドルのジョー

 キンドルのジョーは全身が機械化された電子書籍リーダーである。

「ケェェン! ボタンを押すんだ!」

「ケンッ!」

「アニキ!」

「押すでゴワス」

 プチッ。

「ふぅ、危なかった。もう少しで無料キャンペーンが終了するところだった」

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