月に囚われた男
最近、すごくいいことがありました。
めちゃめちゃ信用できる映画オススメサイトを見つけたのです……!
最初の数作で私も観ている作品がならび、どれも「うんうん、これいいよねー」と思えるラインナップ。で、次第に知らないタイトルが並び、「でもこれらが本当に面白いかはわかんねえものなあ……」と思った矢先に微妙な作品タイトルが。
「これ、たしかに面白い部分もあったけど、脚本が雑じゃなかった?」
そう思った次の瞬間、
「脚本にはやや疑問も残りますが、印象的なシーンが多く、オススメできます」
この記事書いてる人、めっちゃ気が合うぞ!
というわけでオススメ映画を観まくってますいえーい。しかもSF。
そしてこれが……傑作の数々!!!!!
やったー!
しばらくは映画選びに困らないぜ!
というわけでこちら、原題「MOON」。
月の資源を採るため、人類はAIなどに作業を任せていましたが、どうしてもそれを管理するために作業員がひとり必要です。
主人公のサムは三年契約で月での作業に明け暮れる日々。
地球との通信は録画映像で、コロニーでは運動や趣味の時間もとれて、さびしいけれどあと二週間でおうちに帰れます。
そこで、トラブルが……。
やられた。
よく考えたらめっちゃよくある設定だよ。そして面白すぎる設定だ。
なのに全然気づかなかったあたいは単純におばか。
でも普通に面白かった。たぶんネタバレしてても普通に面白いから二回目も観たい。サムよ、ああ、サム。めちゃめちゃ心情お察しします、ああ、つらい。
この主人公がまた、そのへんにいる小者ってかんじで、親近感わきまくり。たぶんハリウッドイケメン連れてきたらこんなに感動できなかったかもしれない。
そしてガーティ!
いつもサムのそばに居てくれるAIロボットのガーティ!!
おまえ! ホント好き!! かわいすぎかよ!!! そりゃサムも落書きのメモ外したくなるよ、ああもう可愛いなおまえ!!!
最後の五分のサムの行動が「なにやってんの? はやく!!」だったけど、見事にラストにつなげてくれました。あああ……サムの、うん、彼らのしあわせを願わずにはいられないね……。
名作です!
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