マクロ

侘助

makro



風を創り出す


動力は 自分自身の源


まっすぐまっすぐ


単純に出せる限りの力で


もっと 早く 強く 漕ぐ


もう なにも思い浮かばない


風を感じる 自分が創る風を


その風に乗る 乗った気になる


自分しかいない 空間の 一部になる


朝日を浴びる 半分ずつの 紫とだいだい


冷た〜い と 暖か〜い の


共鳴する 唯一の瞬音またたくおと


濃淡が混ざる時の


風の匂いを 思い出せる


だから




分からなくても

いつか解る時が

来るかもしれない

理解したいと

思い続ければ


だから


顔を上げ

ただ

前に進む

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る