第30話電話。

好きな人からの・・・電話。着信履歴を、何回もみて、夢か奇跡。好きな人は、本社の人だ。全体の責任者だ。わたしに、電話を、してくるのは、わたしが、相当なことをした時か、それ以外なら、プライベートだ。    もめごとなら、毎週のようにある。プライベートだと、かけたい・・・・・。薔薇色の気分が、おさえきれない・・・・。仕事中でも、うれしくて、にやける顔を、隠せない・・・・。   仕事上のTELなら、説教だ。もしも、プライベートなら・・・・・・・わたしの、勝ちだ。  ・・・・・・・五分だな。わたしは、思った。  五分、天国で、五分、地獄だ・・・・・。   結果は、地獄のほうだったが・・・・地獄でもなかった・・・。むしろ、仕事上のことを、相談できて、うれしかった・・・。とても・・・。  しかも、火曜日、ゆめのなかで、好きな人は、『なんでも、相談しな』と、抱きしめた。うれしかった。わたしのゆめは、変わっていて、実在の人物の、実在のスピリチュアルが、現像化される。           わたしが、会社の男の子と、暴力的な、つかみ合いになって、乱闘した話には、『あいつは、そんな奴じゃない』  だったが、  さすがだと思ったが、『つかみ合い』だったのか・・・『つかんだのか』『つかまれたのか?』に、ひっかかっていた・・・・・。    わたしは無抵抗に、6、7回、つきとばされて、こかされて、肩をうって、手の指を、ひねられて、中指が今でも、きかないが、 あいつは、そんなことするような奴じゃない、のは、確かだ。憑依だから。     でも、つかみ合い?なのか、つかんだのか?聞いたのは、わたしを心配したんだと、思いたい。相手を心配したんじゃなく・・・・・。  わたしの理想なら、わたしをもっと、心配してくれて、いい感じに、なりたかった。 わたしももっと、しおらしく言えばよかった。そのケンカの翌日、好きな人は、本社から、きてた。寮に。わたしは、痛いおもいをした時も、帰ってからも、好きな人に、助けてほしかった。そいつのことを、しばいて、くれると・・・・。あいつはそんなことするような、奴じゃなくて・・・・、わたしは、そんな、奴なの?・・・・と、おもわれている。会社では。身にふる火の粉を、ふるったら、すべてわたしの責任になる。いまのとこ・・・・。  ちがうと・・・・・気づいてほしい。彼にだけ。 わたしは 彼からのTELは・・・・・    そういう、お誘いだと おもった。わたしが、そう期待しないはずが、ない。     ざっと、言うと・・・・説教か・・・・・・。   説教でも、はなせるだけは、しあわせだ。もっと、もっと、もっと、・・・・・・用件は、説教でも、もっと、いいかんじに、話したかった。話せるはずだ・・・・。もっていきかた、次第だ。自分の話も聞いてくれるんだし。   もめ事を、起こしたら、好きなひとと、話せるなら・・・・・、おこしてみるものだな。もめごとも。わたしの悪口をつげ口した、後輩の、おかげだ。そのうちの後輩ひとりには、わたしが、その人を好きだと、わたしは、話した・・・。そんな子だと知らなかったから。いや、憑依によるものだ。          生き霊のおふだを書いて2日目に、とつ然、会社にきて、わたしにプライベートで、仲良くしようと、すごくしてきて、断ると、こうなった。憑依ではないと、説明がつかない、・・・・・荒れ方だ。           ものを投げつけたり・・・・、わたしにぶつかったり・・・・・・。ナーバスで、ヒステリーを、おこす様子は、ただの・・・・・ことじゃない。 真実に、弁解はいらない・・・・・。好きな人に、弁解は、いらない。自分に、弁解は、いらない。他者にも。弁解は、不要。     ただ、ぬれぎぬを、上にもっていかれるなら、弁解の場を、釈明をもとめられる・・。  わたしをしんじますか。彼女を、信じますか。でも好きな人が、たいせつに思うのは、わたしだ。なんで、・・・・言い訳したんだろう。くやしい・・・・・。           電話のあと、泣きながら、ドライブへ。泣けるって、うれしいな。なにに、泣いてるかも、分かんないけど。           きっと、好きなひとが、自分の話を、聞いてくれたからだ・・・・・。          わたしは、愛の告白だと、おもって。心の準備をするのに、着信から、一週間かかった。なんでうまく、話せないんだろうと、男性恐怖症プログラムまで、作成し、カリキュラムを、こなした・・・・・・。          愛の告白だと信じているわたしに、説教だと、分かったときの、わたしの気持ちを、想像すれば、黒幕は、さぞかし・・・どれほど、愉快だったろう・・・・・そう、これが、誰かのプランだったら。           何々ちゃんに、話した・・・わたし、あのひとのことが、すきなんだ・・・・・。      だれにも、言ったこと、なかった。    わたしのラブレターこそ、たらいまわしに読まれたが。               何々ちゃんは、一瞬、とまどった。    きゃー、とか、へぇー、とか、反応がなかった。何々ちゃんの、あたまの中には、もうプランがあったのだろう。         その人の名前をだしたから、そのひとに、わたしが、怒られるように ・・・・。     わたしが、落ち込むように。注意されて。好きなひとから・・・・。ほんとうなら、バケツのみずを、あたまにひっくり返される、感じだろう・・・・・。              生き霊には、誤算があった・・・**£<$・・・ 生き霊の誤算は、わたしが、そのひとを、好きなことを、そのひとが、知っていることと、 それから・・・そのひとが、わたしを、好きなことを、わたしは知っている ことだ  もっと、別件で、わたしに伝えること、ないかと、わたしが、泣きそうな空気になると、電話を、はやばや、切ったけど、キャッチなんか、入ってなかった。        電話中、自分が泣きそうになったので、びっくりする。               男性恐怖症克服プログラム。。。     『sexはこわくない』→『だから男の人は、こわくない』→『だから、親しく近ずいても、こわくない』→『だから、会話もこわくない』→『だから、自分を恋愛対象に、見られていると、意識しても、こわくない』 『肉体関係は、10回目のデート以降に、しかない』→だから、デートも、こわくない。 『大丈夫だ』『大丈夫だ』『大丈夫だ』  これを、反復。。            中級編~☆              ホテルでのこと・・・・           好きな人と、ホテルにいく。(仮定)    めっちゃ気合いも入り、テンションは最高潮だ。(好きな人の) ・・・・・・・・そして・・・・・  断る・・・・・・・。             なんて 言うだろう。         『分かった。いいよ』『いつでもいいよ。』そう、ぬりかえよう。          『わかった。とりあえず、何かたべよう』 『わかった。とりあえず、キスだけにしよう』『わかった。コーヒーあるから、お茶して、休憩していこう』『わかった。ゆっくり、話して、出よう』                               ぬりかえよう・・・・・乱暴にされたり、怒鳴られたり、怒られたり、責められたり、傷ついた記憶を・・・・・好きなひとの、やさしい声で、ぬりかえよう。記憶を。        記憶は、消せる・・・。トラウマは、消せる。                   いや、・・・・まてよ・・・・          やっぱり、好きなひとも、おこったら、どうしようか。怒ることも、ありうる・・・。  『やっぱり・・・・したくない。』     『なんで?』空気は、ハワイから、北極くらいまで、冷えていき その後の連絡はない 使えないもの、に見なされたわたしは、そのひとの、お気に入りから、使えないもの、入れに、段ボールへ。           いや・・・・・まてよ。            『わかった・・・・・ただ、ハグだけ、していい?』  きゃーーーー。。。                           わたし、一週間なに考えてたんだ・・・・・。    

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る