「タカ・・・・・っ！！！この女と結婚してるのっ？！」

彼氏の腕を掴み、女を指差すと

「そうだけど。私達は三年前から結婚してますが、それが何か？」

女は勝ち誇ったような顔をして私の事を見下してきた。

「三年前って・・・・。

って事は私とは不倫っ？！」

彼氏と出会ったのは一年半前。

クラブに行ったらナンパされてそのままホテルへ・・・・って流れだった。

その時から結婚していたなんて知らなかった。

彼氏は最初から私とは　遊び目的　で声をかけてきた？！

「じゃあっ・・・タトゥーはっ？！

これ・・・タカに言われて二か月前に入れたばかりで・・・・・」

「それは・・・・彫り師のこう君が最近客こなくて金やばいからって言うから・・・・・」

こう君って誰っ？！

金欠のこう君を助ける為に、私はわざわざ自分の身を削らされて売上貢献させられたって事？！

ありえねぇえええええええええええええええ！！！！！

ムカついて彼氏を殴ろうと拳を上げたが、彼氏はあっさりかわすと逆に私の髪の毛を鷲掴みにするとそのまま身体ごと道路へ突き飛ばされた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい