第17話美優3
「中々居ないモンだよね~。
イケメンで高身長で次期社長って・・・・」
時計を見ると、現在の時刻は午前5時。
やっば!もう行かないと!
職場はとある百貨店にある・・・・・・・・・魚売り場。
元々は高校卒業後事務として入社したんだけど、大きなミスをやらかしちゃって強制的にこっちに移動させられた。
まだ21なのに早朝から魚を捌くとかさ・・・・。
勿論皆には内緒にしている。
言える訳ないじゃん!
今までは事務だったのが現在は魚をさばく日々なんてさ!
こんな仕事おばさんがやるものだと思ってたし。
幸い毎日スッピンでマスクを着用し、ネームも隠しているから誰かが来ても私だ!・・・・・とは気づかれていない。
早くこんな生活から脱出したい。
だから余計に合コンや婚活に積極的に参加する機会が増えていた。
もうこんな生活もうんざり・・・・。
やっぱりキープ君で手を打とうか。
顔はアレだけど次期社長だし。
本当はもっと上を狙いたかったんだけどね~。
さっさと結婚して専業主婦になって楽になりたい。
もう生臭い職場で地味に働く生活なんてウンザリだし、こんな場所へ左遷した上司や会社の奴らを見返してやりたいの!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます