第71話 カウントダウンライブ…楽屋2

「俺、音合わせ 行ってくるわ。」


ベースを持ってステージに

向かった。


「そやな。行ってくるわ」と 


ギターを持ってステージに

向かった。


「ステージ裏なら 行っても

大丈夫ですが奥さん方 どうしますか?」


「私…見たいな♪ もも達も一緒に行こう?」


「でも 迷惑にならない?」


「迷惑かかると嫌だし」


「ステージ裏だし 端っこなので

大丈夫ですよ。」


「じゃ お願いします。」


案内された。


「じゃ こちらにかけて下さい。」


「ありがとうございます。」


お礼を言った。


「これが ステージ裏なんだ」

小声で言った。


ベースを奏でる颯大そうた

見つめるもも 。


ギターを奏でるしん

見つめるゆか。


キーボードを章でるしょうを見つめるゆり。


颯大そうた達は

私達に気付いてないみたい


音合わせが終わってステージ裏に

入ってきた。


「あれ~ゆり達 ここで見てたんかい?」


「いつから?」


「途中からだよ」


「ほんまに? 見られてたなんて

わからなかったで~。」


「見られてたや

なんか恥ずかしいわ~」


しんちゃん 

かっこよかったよ」


「そうだね♪」


一緒に楽屋に戻った。


「じゃあ 私達 この辺で

失礼します。」


「えっ? ライブ見ていかないの?」


「後からけん達に話そうと思ってたんやけど、ゆりとゆかちゃんも妊娠したんだ。それで三人に何かあるといけないから今回は見てもらえないって訳や。」


しょうしん

親父になるのか~♪ 

おめでとう~♪」


「なら 仕方ないわな。

三人ともお大事にな。」


「そうなんか~。おめでとう~♪」


「そうか~ おめでとうな。

しょうしん颯大そうたも親父になるのか。

なんか信じられへん。」


「お~よかったな~。おめでとう。」


「ありがとうな。」


「じゃ~ももちゃん達 

気をつけて帰ってな。」


「三人共、ほんまに気をつけてな~」


「気をつけて帰るんやで。」


「うん、皆さん ライブ頑張って下さい。それじゃ失礼します。」


「失礼します。頑張って下さい。」


「失礼します。頑張って下さいね。」


楽屋をでて Mドームを後にした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る