第37話 スローライフ…カレー

しょうしん

颯大そうたが外にでて

どこかに行ってしまった。


しょうちゃん。話って何?」


「実はな…明日でロケ終わりやん。。でな。。明日ゆりちゃんに告白しようと思って。ピンとくるものがあったし後悔したくない。」


「俺もそう感じて後悔したくないから明日、ゆかちゃんに告白しよと思ってな。」


「さっきの颯大そうたの肩にもたれてた奥さん、幸せそうやったで。」


「俺らも あ~なれたらいいなと

思って。」


「そうだな。俺、幸せやで。

しょうしんにもそうなってほしいなと思ってるよ。」


その頃、ゆか。ゆり。ももは

ゆかの洞窟で…


「明日でロケ終わりだね。」


「うん…」


「うん」


「最初は颯大そうたとペアだったけど最後の方でしんとペアになって嬉しかったよ。」


「私は最初からしょうちゃんだったけど、明日、別れる時 泣いてしまう。」


「私も最初はしんちゃんだったけど最後で颯大そうたになったから嬉しかったな。」


それからゆかとゆりに会えたことも嬉しかったよ。」


「そうだよね~ここで会えて友達になったんだもん。最後まで楽しまないとね。」


「ねぇ~ 携帯で赤外線できるよね。番号とメアド交換しよう。」


「うん 交換しよ♪」


(こんな時がくると思い名字を結城ゆうきに変更してた。)


「ゆり♪もも♪はい登録したよ。」


そこに颯大そうた達が

戻ってきた。


「ただいま~。ゆりちゃんに

お土産やで~♪」


 綺麗な貝殻だった。


「ありがとう~超うれしい~♪

大切にする。」


「ただいま~。ももちゃんに

お土産だよ~♪」


さくら貝だった。


「ありがとう~♪宝物にするよ。」


「ゆかちゃん ただいま。

はいおみやげだよ。」

 

手作りの貝のブレスレットだった。


しん。ありがとう~♪」


「明日でロケも終わるし、

せっかくやからプレゼントでもと

思ってな。」


「うん こうして出会えたのも縁だし記念になるものと思って。」


「ロケやけど 本当に3人に出会えて俺達嬉しかったで。」


しんしょうちゃん。颯大そうた。そんな優しい事を言われたら私達…明日さよならするのが辛くなる。」


「うん…泣かないって決めてたのに…」


「でも…この瞬間のことは

私達6人しか知らないことだから凄いことだと思うよ。」


「そやな~この出来事は俺らしか

わかんないよな♪」


「そう考えると凄いな~。」


「俺達だけの秘密ってことやな♪」


「あっそうだね~もも良い事いうね。泣くの我慢してない。」


「してないよ~。ただこの瞬間

1秒1秒を大切に思ってるだけだよ。」


「さすが~♪その通りやな♪」


「この瞬間1秒1秒を大切にか。ええな~」


「今日の夕飯。カレーにしよう♪

家からカレー粉持ってきた。

ゆか特製ブレンドだよ。」


「カレー食べれると思わなかった。うれしい♪」


「ほんま?嬉しい~。」


「カレー大好きや。」


「じゃ しょうちゃん達は火とご飯炊いて。

ご飯は多めに炊いたほうがいいよ。」


「じゃ、お願いします。私達は向こうで用意してるから。」


向こう側に移動した。


「ゆか。。カレー粉ブレンドしてきたの?」


「うん、このブレンドカレー

美味いって評判だよ。

これで15人前は作れるよ。」


「食べるだろうな~と思って 

いっぱい持ってきた。」


「食べるの楽しみだね~。全部、魚介類いれちゃおう。あっ!だすの忘れてたけど、これ、フリーズドライのマッシュポテト、野菜もたくさんはいってるから美味しいよ。」


「あっこれ美味しいよね。簡単だし♪」


「あっこれと違う味の食べたときあるよ~」


魚介類をさばく、ももとゆりと

ゆか。


「もも♪さすが主婦。手馴れてるね。」


「お兄ちゃんに教わったんだ。

それまでは駄目だった(笑)」


「そうなんだ。おにいさんって

調理士?」


「漁師だよ。小さい頃から魚くらいさばけないと駄目だよって教わってたよ。」


「おにいさん。何歳?結婚してる?」


「35歳。。結婚して男の子3人いてにぎやかだよ♪

でも可愛いよ。」


「子供か。。しんとの子供。可愛いだろうな。ゴメン。

妄想した(笑)」


「妄想。私もするし。(笑)」


「さーてできたよ。美味しそう~♪

味見しよう。。美味しい!」


「あっ 美味しい。」


「美味しいでしょう?これだけは

自慢なんだ(笑)向こうに行こう」


しん達の所へ。


「カレーできたよ~♪ごはんもう少しかかるよね。しん。となりいい?」


「うん いいよ。」


しょうちゃん。

隣に座っていい?」


「もちろんええよ。座りな」


颯大そうた

隣に座ってもいい?」


「遠慮せんでいいよ。座り。」


「静かだな。あっ 颯大そうた

カメラと三脚持ってるよな?

写真撮ろう♪」


「うん 待ってや。持ってくるわ。」と取りにいく。


「おまたせ。」


三脚にカメラをセットして、

もものとなりに座ってきた颯大そうた


「あと何枚か撮ろう。」


「じゃみんなであと1枚、

それぞれのペアで2枚でいくで~」「次もみんなで。」


カシャ!


三脚からカメラを外し。


「もう1枚な。今度はちがう感じでお願いします。はいチーズ!」


(カシャ!)


「次はしんとゆかちゃんな。はい、チーズ!」


(カシャ)


「もう1枚」


(カシャ!)


「次は颯大そうたとももちゃんやで!俺、撮ってやるから隣にいき。」


「じゃ頼むわ~綺麗に撮ってな~♪」


「撮るよ~。はいチーズ」


(カシャ!)


「もう1枚や」


「待って。ももちゃん

 手つないでもいい?」


笑いをこらえて…


「うん…いいよ」


「なんだ。颯大そうたは、

ずるいな~(笑)

まぁええわ。ほないくで~。」


「はい。チーズ」


(カシャ!)


しょうちゃん。しん達はええの?」


しん。私撮ってもらいたい。」


「ええの?じゃギューってしていい?」


「いきなりかい(笑)」


「いいよ(笑)」


「じゃ~いくで。はい。チーズ」


(カシャ!)


ほら ゆりとしょうちゃんも

撮ってあげるよ♪


「ゆりちゃん ええの?」


しょうちゃんがいいなら

いいよ。」


「じゃ。肩組んで撮ろうな。」


「はい、チーズ。」


(カチャ!)


「たくさんとったね~♪

後で送るから♪」


「腹減ったな~。食べような」


「はい しん。美味しいよ~」


「ありがとう。いただきます。

うまっ!!」


「はい。颯大そうた。」


「ありがとう。いただきます。

美味しい~♪」


「はい しょうちゃん」


「ありがとう~いただきます。

美味いわ~」


「ありがとう。」


「マッシュポテト大好きや~♪」


「家から持ってきたんだ~。

美味しいでしょう?」


「そうか…美味いわ。」


「本当に美味いカレーだわ。

な!ゆりちゃん。」


「うん。」


「おかわりある?」


「うん たくさんあるから

大丈夫だよ。」


カレーライスとマッシュポテトが

あっとい間になくなった。


「あ~美味かった~♪」


「うん 美味しかった♪」


食器。洗い終わって…


「じゃそろそろ眠るかな。おやすみ。おつかれ。ゆりちゃん行こう。」


「おやすみなさい。おつかれさまでした。」


「俺達も。。眠ろうな。

おつかれさま。おやすみ。」


「おつかれさま。おやすみなさい。」


「おつかれさま。おやすみな。

ゆかちゃん寝よ。」


「うん。おやすみ。おつかれま。」


それぞれの洞窟にはいっていった。。」

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