①⑨ <特定しかされない濁し>
「掛ちゃん……一体わたしの周囲で何が起こってるの?」
うろたえながら掛ちゃんの予備眼鏡を磨く凹凸 れんず高校一年生。
「えーとね、生徒会長がハイテンションで校内中を『彼女ができたんだーしかも眼鏡をとっても大切にしてくれる子』ってスキップしてたんだって」
「…………」
「直接きいても誰かは言ってないみたいだけど、兎に角眼鏡が大好きで眼鏡を大切にしてくれる子って言ってるみたい」
「認めたくないけど、そんな紹介じゃわたし以外に目が向くわけないじゃない!!」
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