⑨ <いざ、イケメガネの元へ>

 そんな出会いと会話の数日後、わたしは部活の書類申請で生徒会室へ行く機会ができました。


「じゃあ、イケメガネ愛でてくるよ!」

「要件がすり替わってるよ?!」


 掛ちゃんの声援を胸に疾風の如く向かった生徒会室で出会ったのはイケメガネではなく、忘れてる方も多いかもしれない冒頭で話したあの眼鏡の似合わない男との出会いが待っていたのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る