[3] キャラクター紹介
[主人公]
①トキ
みんな大好きトキちゃん。本作では主人公の一人。
一人称は「私」、二人称は基本的に呼び捨て、目上の人には「〇〇さん」や「〇〇先輩」等。オリジナル設定として、元一人暮らしで激辛好き。料理も上手。
友人は多いが、特別仲の良い親友はいない。が、そんな所に自分の歌を楽しんでくれるツチノコが現れて仲良くなった。その後、友人である教授や准教授の手によって、その緩い恋愛観に「同性もあり」という概念をねじ込まれ、様々な「初めて」を経てツチノコと恋人になる。
フレンズでは前例の少ない繁殖期、この時代ではまだまだ未知の野生解放をする等イレギュラーの多いフレンズでもある。前者に関しては波乱を呼び、とある事件になったがそのおかげもあってツチノコとの仲を深めた。後者は謎を残したまま本作が完結し、トキとしてもトラウマとなった。
②ツチノコ
みんな大好きツチノコちゃん。本作ではトキと並んで主人公の一人。一人称は「私」、二人称は呼び捨て。オリジナル設定として、人見知りをするタイプであり、なんでもすぐ吸収する天才肌。トキの歌が好き。結構スケベ。
社会から隔離した洞窟で一人暮らしをしていた。初めて会ったフレンズが、そこに迷い込んだキタキツネ。その為友人は少なく、地上に出てから生活を共にするようになったトキとは特別仲良くなった。その後も徐々に交友関係を広げている。「幸せになりたい」という、地上に出た時から抱いていたフワフワした欲求をトキと共有し、たくさんの「初めて」を経て二人で幸せになった。
トキが危険にさらされた時に、怒りから野生解放を会得し、その天才的な吸収能力で使いこなせるようになった。また、ピット器官を使える上、目からビームも発射できる。後の世代とは違い、基本的に片目から発射する。
[主要フレンズ]
①フェネック
本作の副主人公。一人称は「私」、二人称は「〇〇さん」。少しだけ自虐的な面がある。頭がいい。アライグマに恋心を抱いている。
担当飼育員のアルト(後述)に虐待されていたが、現実や夢の中でのさまざまな出来事を経て脱走を決意。様々なフレンズの手を借りながら逃げ、追ってきたアルトは逮捕されて無事自由の身となる。その後はアライグマ(後述)と同居している。
フレンズパスを得る試験で一位だったら一人暮らしできるということだったが、一位は会場で仲良くなったツチノコが取りフェネックは二位だった。ツチノコを恨むということはなかったが、その後もアルトの虐待は激化していった。しかし、一人暮らしできていたとしても担当は変わらなかったので大差なかったかもしれない。
②アライグマ
本作全体での出番は少なかったが、重要な役割を果たしたフレンズ。一人称は「私」、二人称は呼び捨て。原作にも登場しており、そこでは「地味で冴えない勢いだけのおてんば」と紹介されている。
自分の人生を変えるため、本作第50話のバラバラになっていたトキとツチノコに会う。その際にツチノコから「パートナーを見つけろ」という幸福論を教わった。その日の夕方、アルトから逃げるフェネックを直接手助けし、その事件の後も行き場がないフェネックを家に迎えて一緒に暮らすことになった。
ツチノコの幸福論をこれから彼女がどう活かすのか。乞うご期待。
③コノハ教授&ミミ准教授
トキの友人であり、ツチノコの教師となった二人。一人称は「私」、二人称は呼び捨て。教授は「です、なのです」准教授は「である」という語尾で喋る。本編では紹介されていないが、二人は図書館の職員である。
トキの友人であり、彼女がツチノコを連れてきた時には快くその教師を引き受けた。しかし、二人揃って大の百合好きであり、そうとは知らず百合作品に興味を示したトキをそちらの道に引き込んだ。結果、トキはツチノコに恋することになる。トキが繁殖期を迎えた時には、ツチノコにその事情を教えた。
お酒のトラブルをきっかけに、ミミ准教授はコノハ教授に恋をすることになる。しかし、進展のないまま本作は完結した。その後どうなったか、乞うご期待。
④ロバ
パークパトロール事務担当。一人称は「ロバ」、二人称は定まってない。真面目清楚なドSっ子。面倒見がいい。
トキとツチノコがパトロールに加わってから、常に事務所にいるというのもありよくその面倒を見た。トキと共に拉致された事件があったが、その際には人質であるにも関わらずエジプトガンと協力して犯罪者グループの一人を趣味道具の手錠で無力化した。トキのツチノコが好きという本音を引き出す役にもなった。
パークパトロールでありながら、パトロールをしない彼女だが現場の仲間たちのためほぼ年中無休で事務仕事とオペレーターをこなしている。特に不満はないらしい。
[オリジナルキャラクター]
①
栗色の短髪の若い女性。
トキとツチノコの担当飼育員。一人称は「僕」、二人称は基本的に「〇〇ちゃん」。大食い、楽器、読書を趣味としている。明るい性格の持ち主。男運がない。
偉い(後述)飼育員だが、フレンズとの関わり方はごく普通である。人間で例えれば、接しやすい学校の先輩といった感じ。その為、トキとは仲が良くツチノコともすぐに打ち解けた。正義感が強く、同じ飼育員のアルト(後述)に怒りを隠せずにいた。が、その正義感が裏目に出て、とある事件に関しての不必要な罪悪感に苛まれ体調を崩したこともあった。
若いながらも多くの功績を残し、その地位は飼育員の中でも五番目ぐらい。パーク全体で三十番目ほどと本人が語っているが、あくまで三十位タイであり単純な三十番目ではない。
②
顔の整っている若い男性。
フェネックの担当飼育員。一人称も二人称も特に定まってない。フェネックの前はギンギツネの担当をしていた。彼女にも虐待を行っていた。
虐待を日常的に行う悪い飼育員だが、ジャパリパークの大手スポンサーの御曹司ということもあり虐待に気づいた者も手を出せずにいた。しかし、彼の担当であるフェネックが脱走、それを追いかける途中で虐待の事を知っていたトキとツチノコに足止めされ、手を出してそのまま現行犯で御用になった。その後は飼育員を辞めてパークを出ている。
フェネックを虐めるクズっぷりから作者と多くの読者様に嫌われたが、非合法と思われる店にテンションが上がったり自転車でウキウキしながら移動する様子から謎の人気を得た。
③
もじゃもじゃ髪にタレ目、無精髭が特徴的な中年男性。
ジャパリパークにある警察署の人間。一人称は「俺」、二人称は定まってない。年末年始からひな祭りにかけて、屋台で甘酒を販売している。
初登場は、年末の神社参拝に来たトキとツチノコの、ツチノコの方が鼻血を出している所にティッシュを貸すというもの。そこから少しずつ出番をみせ、物語の終盤になって警察ということを明らかにした。
このキャラクターに存在意義はあったのか?ゼロではない。本作第51話の時点で、ツチノコが彼と関わりがなくトキ探しの手伝いを頼まなければ、アルトがクロジャを殴るというのを直接目にすることはなかった。つまり、彼とトキノコの繋がりによってアルトをあっさりと逮捕できたということだ。(と、作者の言い訳である)
[パークパトロールのフレンズ]
①ライオン
パークパトロールのリーダー。一人称は「俺」、二人称は呼び捨て。頭が弱く、トキとツチノコに事務所周辺の地図を描いて渡すも全て間違ったりしていた。
教授や准教授と友達であり、准教授と二人で飲んでいる時に、トキとツチノコが入隊志望だと聞いて翌日二人の家まで押しかけるという行動力を見せた。トキロバ拉致事件では、リーダーらしい威厳を見せて拳銃を持つ主犯格をねじ伏せた。その際に野生解放を使用し、トキとツチノコが野生解放について知るきっかけとなった。
②クロジャ&カグヤ
パトロールの暗色コンビ『黒酢』。パトロールの役職は「執行」「尾行」を担当。クロジャことブラックジャガーの一人称は「私」、カグヤことカグヤコウモリの一人称は「わたし」。二人称はどちらも定まってない。カグヤは語尾がふわふわしてる。
トキとツチノコの戦闘能力テストをしたり、同じようなコンビの組み方なのでパトロールの訓練をしたりした。トキに攻撃を加えようとするアルトを後ろからねじ伏せたのもこの二人、しかしクロジャは反撃を食らってしまった。が、そのおかげで暴行罪の現行犯が確定しアルトの逮捕にある意味大きな役割を果たした。
③チベたん
チベットスナギツネのフレンズ。「監視」を担当。一人称は「私」、二人称は定まってない。無口な訳では無いが、話す時は「・・・」が多い。雪山パトロール担当。
悲しい過去があるが、本作で語られることはなかった。乞うご期待。しかし、その経験と仕事で養われた観察眼を元にツチノコの潜在的な恋心に気が付き、本人にそれを示唆するようなことを話した。
④ツンちゃん
ツンドラオオカミのフレンズ。「執行」を担当。一人称は「僕」、二人称は「君」。クールキャラを装いたい爽やかお兄さん系キャラだがツンデレキャラに仕立てあげられようとしていた。雪山パトロール担当。
トキとツチノコを訓練したりした。本作であまり出番も役割もなかったが、ロバのおもちゃというか引き立て役みたいになってしまい非常に申し訳ないと思ってますごめんなさい By作者
容姿はリデザ前。
⑤エジプトガン
エジプトガン、愛称はなし。「執行」「監視」を担当。一人称は「私」、二人称は「お前」、先輩には「〇〇先輩」。
トキノコを事務所まで案内したり、トキロバ拉致事件の際には自らを売るなど勇気ある行動を見せた。しかし、ツンちゃん同様出番が少なく役割も特になくほんとごめん By作者
同じく、容姿はリデザ前。
その他、パトロールにはロバとトキ、ツチノコもいる。
[その他登場人物]
①チンパンジー
トキがツチノコを抱いて空を飛ぶ時の固定具を開発したフレンズ。一人称は「自分」、二人称は「〇〇さん」。寄っている時の一人称は「俺」、二人称は呼び捨て。ジャングルの奥に住んでいる。
②ピーチパンサー
トキノコとは関わりなし、1話のみ登場。ロバの親友というオリジナル設定がついている。
③キタキツネ
ツチノコに地上に出るよう勧めたフレンズ。彼女がいなければ、この小説はなかった。
④菜々
原作の主人公。本作のオリキャラであるナウさんの後輩である。トキノコのイチャラブ現場を目撃し、ナウに密告(?)していた。
⑤番頭のお姉さん
銭湯のお姉さん。最初期はトキに少しだけお金を貸していたりした。
その他原作メンバーの皆さん。
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