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  • これもまた、他の短編や『安全地帯』に通底するテーマが流れていますね。
    なずみさんらしい救いの無さ、後味は悪いけど面白かったです。

    妬み、僻み、他者への攻撃性――人の悪意は、底が知れないですねえ。

    作者からの返信

    こんばんは。
    お忙しいなか、拙作を最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
    応援ボタンやコメントのみならず☆までいただき、本当にうれしいです。

    高羽様のおっしゃる通り、救いのない本作も「安全地帯」に通底するテーマを意識して書いておりました。
    特にネット社会の現代においては、個々に渦巻いている妬みや僻みなどといった感情が、ネットの海で他者とつながる&便乗することによって大きな悪意の渦巻きとなり、対象となった者に総攻撃……といった具合ですからね……

    昭和59年生まれである私が子供(小学生)の頃は、未来がこんなネット社会になっているなんて全く想像していなかったです。
    ネット自体はとっても便利で楽しいのが、ひとたび悪意の渦巻きに巻き込まれor狙われたら……といった恐怖もありますね。

  • 完結お疲れさまでした。
    美久子の先の事考えるともう・・・( ;´Д`)
    もう、心のよりどころってFUKIしかないですねぇ、画面見て恨み言を穿き続けるのか・・・

    作者からの返信

    こんばんは。
    本作を最後までお読みいただいたなんて、本当にうれしいです。
    ありがとうございました。

    重い十字架を一生背負うこととなってしまった美久子。それとともに、芽美やFUKIたちへの”恨み”も一生抱え続けるかと。

    間違いなく、高校にはもう通うことはできなくなるでしょう……
    仮に美久子があの時、芽美の救助に真っ先にあたっていたとしたら、クラスメイトたちからの冷たい視線はまだマシだったに違いありませんね。