第99話
敏春の頬に涙が光った。
「そうだ。」
彼は、スマホを出し、未来への
通話ボタンを押した。
『はい、もしもし!!』
ほどなく未来の声が聴こえた。
「あ、ボクです!敏春です!
未来さんですか!?」
『はい、』
「あの……、どうしても
伝えたい事があって……!!」
『はい……、何でしょうか?』
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