夢のあとで





 好きな番組を横目に


 夢を見た





 僕は忘れていたようだ


 僕の夢はずっと変わらない


 仕事を極めて


 職人になること





 前の職場では


 精神疾患になり


 夢半ばで


 諦めた





 悔しかった


 後悔するほど






 石鹸工場


 僕が辿り着いた場所


 半年くらいで


 漠然と夢を持った


 極めたいと






 夢の力は


 年と共に薄れていった


 なんで自分を超えようとしてるか


 分からなくなっていた


 



 僕は


 頑張る人の


 背中を見た


 夢を思い出した


 やることは一つ





 僕は


 仕事を極める


 あと35年もある


 まだ誰も到達してない場所


 そこに僕は行く


 




 師匠は越えられないかもしれない


 未だに越えられていないから


 そう思ってしまう日々





 

 でも 


 今は違う


 僕は仕事を極める


 それはもう決定事項だ


 師匠たちも越えていく





 夢を思い出してくれて


 ありがとうございます


 夢の力があるうちに


 昨日の自分を越えること


 それだけを考えて生きる





 小さい夢かもしれないけど


 僕には生涯をかける値打ちがある





 

 

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