第56話 叱られる
従業員がたくさん集まる時間を見計らったかのように いきなし店長が
『この世に人間より偉い生き物は存在しない!』
『この職場では俺より偉い奴は存在しない!』
『そして最も俺が言いたいのは この世に俺に惚れない女はいない!』
ってアホみてぇなこと言った瞬間 後ろに突っ立てた社長に頭を引っぱたかれてたwww
普段滅多に社長なんて来ることねぇのに このタイミングでいるから店長びっくりして口から飴玉吹っ飛ばしてたよwww
社長が店長に『ちょっとこっち来なさい』つってやばい雰囲気になってきてさ 周りの奴らも今回はマジやばいっしょって感じでそわそわしてたよ
そしたら案の定だよ
遠くから壁ドンドン叩きながら『痛ぇ~!!』って店長が叫んでんのが何度も聞こえてきたwww
5分くらいして店長がドア開けて戻ってきて みんな一斉に視線がそっちいったよね
そしたらドアの向こうから右腕6ヶ所に歯型をつけられた店長がヨタヨタ入ってきたwww
お前は一体どんな怒られ方をされてきたんだよwww
店長が『腕だけじゃないんだぜ こっちもだよ』つってパンツの裾まくってっから見てみたら ふくらはぎにも2ヶ所の歯型がついてたwww
すげぇ痛がってんだけど なんかその歯型を写メってて痛がりながらもSNSに
『今日、出勤の途中に少女が野良犬に襲われてて 我慢ならなくて戦った傷だ すごいだろ』って思い切ったウソ投稿してたwww
2時間後に覗いてみたけど誰からもコメントなかったよねwww
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます