第22話 使い道
歩いて近所にあるペットショップへ向かってたら ごく一般的な顔をした小学生の男が『ね~ ね~』って声かけてきたんだよwww
見たことねぇ顔だし 何となく道に迷ってる感もあったから 早速そいつに『迷子でしょ!?』つったら舌を出しながら首を左右に振ってた
アタイが『じゃぁヒントください』ってお願いしたら よく分かんねぇけど『定規持ってる?』って言いだしてきやがってさ
それ聞いて普通に『定規? いったい何に使うんだよ?』って聞いたんだよ
そしたら『おしえな~い』とかマジむかつく対応されたwww
アタイが『そんならいいや さらば小学生』って足を一歩踏み出したら いきなしアタイの腕を軽く掴んで『定規は持ってるの? 持ってないの?』って何度も聞いてきやがってさ
すげぇ面倒くせぇけど『持ってけど貸さねぇよ 何に使うか教えてくれたら貸してやるけどね』って いくらか偉く見られるようにガムをくちゃくちゃ噛みながら相手してやってたんだよ
そしたら『定規を見せてくれたら教える』とか駆け引きまでしてきやがってさ こんなの一般的な顔をした小学生のすることじゃないよねwww
本当は定規なんか持ってなかったんだけどさ『ここにあっから見せてやっか?』って胸元のボタン3つ開けて『こん中にあるよ♪』って適当に応えてたんだよ
それ見てあいつ一般顔から普通のエロいおっさん顔になってジロジロ見てくっから吹いたwww
勢いで口からガム吹っ飛んであいつの靴の上に落ちちゃってさ
とりあえず『ごめん 靴にガムが・・・』って謝ってたら『ガムとか定規はもういいよ! 右だけでもいいから早くおっぱい見せて!』ってすげぇマジな顔してたwww
アタイが『顔近ぇしそのエロ顔やめて一般顔に戻せよ 最初に出会った時の一般顔はどこ行ったんだよ』って注意したら あいつ早くおっぱいが見てぇのか素直に『すみません』って謝ってきたwww
結局そのあと定規の理由を聞けてさ なんか販売機で買ったジュースが途中で引っかかって出てこないらしいんだよね
とりあえず一緒に販売機まで行って そんでアタイがジュースを買ったらその勢いで出てきてって感じで無事に終わったんだけどさ 今度はアタイの買った缶コーヒーが詰まって出てこなかったんだよwww
あいつに『ちょっと待ちな 帰る前に手伝ってくれよ』って感じですぐに助けを求めたんだけど あいつ『おっぱい見せてくれないからヤダ!』って振り向きもせず歩いて行きやがって
70円のお釣り忘れておっぱいも見れないしで大損して帰ってったwww
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます