まとめ~過去話1~ 留美、レン・キルラ編

※これは小説本編ではありません。


ここでは過去話を書いていきたいと思います。ではどうぞ。↓


○留美

 私は小さな村で生まれた。家族や周りの人々は私を歓迎した。私の家族は元貴族で村人の中では一番の金持ち一家だった。つまりこの村に来る前は、貴族だったらしい。だけど、金を巡った争いに巻き込まれ、この村に逃げてきた。その時に家族は貴族じゃなくなったらしい。いつ追っ手が来るか分からなかった。私は不安ながらも幸せな生活を送っていた。

 そんな時、何か怪し気だと村人が騒ぎ出したので、家を出てみると赤い月があった。

「うわ……凄く赤い……」

この時、私は12歳だった。奇妙ながらも美しい赤い月に見とれていると、ドクンッ!!と胸が騒いだ。

「何……!! 苦し……い」

ドクンドクンドクン!!

そして意識は闇に落ち、暴れ回った。……そして、私は覚醒したーー……。


○レン・キルラ

私がまだ赤ちゃんだった時、目の色やオーラが奇妙だったからか、親が気味悪がり、私を路上に捨てたらしい。2、3日何も口に含まず、飲まず、着ている服も薄着。季節は冬。死にかけている時、一人の男性に拾われた。この人が私の義理の父となった。男性の懸命な処置で私は何とか命を取り止めたらしい。男性もまた不思議なオーラがあった。そう、この男性こそが心の赤を持つ者だった。4歳の時、男性が怪我して帰ってきた時、私は血に触れた。すると光が発し、その光は私の体の中に入った。この瞬間から、私は心の赤を持つ者となったのだと分かるのは先の話……。


過去設定としてはこんな感じです。あと、レン・キルラが赤ちゃんの時、2、3日母乳を飲まなくても生きれた理由は、不明ですがこの時は、普通の人間より死ににくい体だったという設定です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る