第2話 悪魔の支配下に戦士はいる

戦士は悪魔に勝つことができない。

なぜなら戦士は悪魔から産まれてくる。そう戦士は悪魔の子供なのだ。そして悪魔も元々は戦士であった。


悪魔と戦士は親子の関係。または先生と生徒の関係。


残念ながら戦士は悪魔の支配下に置かれている。


どんなに戦士が抵抗しても、反論しても、悪魔は聞く耳を持たない。時には自分のミスを押し付けてくる。


時に悪魔は小癪な手を使ってくる。「自分は昔〜だったんだ。お前にはそうなって欲しくない。」


言ってることはあながち間違ってはいない。ただ自分が犯したミスを一方向からしか見ることが出来ていない。今と昔では考え方や捉え方は異なってくる。悪魔は昔の思想を押し付け戦士の自由を奪い、純粋であった戦士の心を悪の道へと誘ってくるのである。


悪の道へと誘われた戦士は「悪魔さんの言う通り」という思想に転じる。この悪のサイクルが永遠に続く。


このサイクルを止めるためには戦士の逆襲が必要となってくるであろう。

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