そんなことねーし

@kenshi

第1話 幼馴染の男女

「アキー。 たけしちゃん来たわよー」

「入れていいよー」

「アキイー。 漫画読ませて」

「ういうい。 たれキス12巻はダメ、これから読むとこ」

「いやー、たれナイト。 マジかっけえー。 次の巻次の巻ー。 ……。

 なんか最近さ。 恋愛物増えすぎじゃね? アキ、お前、もしかして恋愛に興味あるの?」

「はあっ? そんなことねーし!」

「顔赤くして、なに? マジで、お前が、恋愛だって!」

「そんなことねーしい!」


年頃になって、恋愛に興味が出てきた事を知られるのは恥ずかしい女の子

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る