「う、うん……。母は嬉しい……」

　娘のレイの言葉に対して、エリカは自身の唇を開き言葉を漏らす。

　う～ん、もしかして今？　エリカがレイへと漏らした言葉が。エリカの儂への想いの正直な気持ちだとわかると。

　儂はエリカのことが可愛くて仕方がない。

　だから娘のレイともう一人の妻であるセリカがいようとは構わずに自身の口を開いて。

「愛しているぞ、エリカ～」

　と、儂は言葉を漏らすと。

　そのままエリカのことをハグ！　強くん抱き締めながら、またエリカと唇を交わして、優しく労うのだよ。

　我が家の妻達は、エリカを筆頭に、いつ帰るかわからない夫の儂に、いつまでも待ち続けてくれたのだと思うと本当に可愛くて仕方がないのだ。

　だから儂は、エリカが息もできない程強く唇を貪り堪能を始めた。

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