《42号線》






連んで、粋がって




買ったばかりのペケJで




爆音と共に天まで駆け抜けたアイツ




ホントの兄みたいに慕ってくれたアイツ




ホントの弟みたいに感じてたアイツ




アイツの亡骸の周りにはこんなに多くの友が集い涙する




オレなんか涙も流れない出るはずないよな




いまにも「あぁ~よくねたなぁ~」って目をさます様な気がするぜ




早く目を開けてくれ、いつもの笑顔を見せてくれ




どうしちまったんだ、もうすぐ坊主が帰っちまう




早く目を開けろよ、悪い冗談はもうやめろよ




嘘だろ、涙が出てきたじゃないか




どうしたんだ、涙が止まんねぇぞ…








(作成日時不明 Word by XYZ)


*四十年位前の作品です(2018年現在)

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