車は・・・

「なぁ、千秋、翼」

「ん?」

「どうした?」

「車が空飛んだらかっこいいよな!」

何を言い出すかと思ったらの太一好きな話か

「飛んでるよ。ほら。」

いやそんな訳ないでしょ千秋の言うことは本当か嘘かわからないんだから

「え?」

「絵。」 なに見せてるんだ?

「え?」

「絵。」

「え?」

「絵。翼も見る?」

「見るけど何してるんだよ」

「遊んでる?」

やっぱりか

「マジかよ!俺、結構真面目に話してたのに!」

太一は真面目に話してたのか・・・

「はい、見るんでしょ」

「見るけどさぁ。あっ、やっぱり絵か」

さすがにないよね。空飛ぶ車なんて。

「まー、あるみたいだけどな。空飛ぶ車」

「えっ、千秋それマジ?マジなのか!

すげー、見てみてーな!」

え、本当にあるの・・・

「ちょっと!待って千秋、今の本当?」

「さぁ?どうだろうね」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る