バスに揺られて
「いつもは短く感じる時間も今は長く感じる」
俺はバスに揺られながらそう呟いた。
「さっきのサービスエリアでトイレ行っとけばよかっただろ!」
あの時は行きたくなかったんだよ栄太にそう返したかったがトイレに行きた過ぎて声にならなかった・・・
「秋也、次の休憩まで我慢できそうか?」
「・・・」
こんな俺のこと心配してくれてるんだ。
次の休憩まで持たせてやる!
そう思った時にはもう無意識に首を横にふっていた。
強い意思があってもトイレは我慢できなかった・・・
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