運命の道

僕達は 恋 を知ってはいけない


僕達は 愛 を知ってはいけない


幾度となく訪れる別れで


悲しみと苦みに埋もれないために



僕は 恋 を知ってしまった


僕は 愛 を知ってしまった


君に出会って 寄り添って


共に過ごした時間の分だけ


僕ら2人は 愛することを知ってしまった



やがて別れの季節が訪れた


僕は苦しんだ


悲しみと苦しみに埋もれてしまった


それでも別れなければいけない


これが僕たちのレールだから



そんなレール 外れてしまえばいい


何度もそんな声が聞こえる



彼女宛の言の葉を湖面に流した


僕はまだここにいます



「運命の道  オスのオシドリ」

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