ルービックキューブ的な世界で


カチャカチャと音をたてて

世界を組み立てようとして

よりズレる世界の部品が

僕らの足の裏側を打ち付ける


齟齬が生まれて

相応に跳ね返り

粗雑な有様に泣き嘆く


合わないパズルのピースを

無理矢理キューブの隙間に差し込んで

キューブそのものが瓦解していく様に

リセットボタンを押してみる


ところで君はどんな顔で笑ってた?




ルービックキューブ的な世界で

キューブの位置を

自分の為ではなく誰かの流れにあわせて置き換える

空笑いで嘲笑い

お互い、飾らない

そのままでいいだなんて、何処に置き忘れてきたのか。もうすっかり忘れてた。



合わないパズルのピースを

無理矢理キューブの隙間に差し込んで

キューブそのものが瓦解していく様に

リセットボタンを押してみる


ところで君はどんな顔で笑ってた?

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