第756話 生き方を考える

 おかえりなさい♡


 昨日の土曜日は月に1度のメンクリの診察日でした。


 10時10分過ぎにメンクリに着いて受付を済ませ、十文字さんの面接から始まりました。まずは前回の面接の時に頂いた、稲盛和夫さんの書いた「生き方」と言うタイトルの本のお礼を言って感想を話しました。とても心に響く内容で、僕は続けて4度この本を読んだのでした。


 タイトルの「生き方」そのものが書かれていて、人は何のために生きるのか分かり易く書かれていました。人は働く事で自分の魂を磨き、今の自分を1ミリでも前に進めるために生きているのだと言う稲盛さんの言葉に共感しました。


 僕は幼い頃から自殺願望がありますが、それを乗り越えて今まで生きて来ました。還暦を4月に迎えますが、これから先も魂を磨き続けて生きていきたいと思わせる、素晴らしい内容の本でしたと十文字さんに話しました。


 十文字さんはこの本を、メンクリに在籍している26人のスタッフ全員に1冊ずつプレゼントしたそうです。読んだ人の受け取り方は様々で、無反応の人もいたそうです。


 十文字さんは面接室にたくさんの本を置いていて、僕はメンクリの診察の時に、1冊か2冊本を貸して欲しいと頼みました。十文字さんは快く承諾してくれました。


 この日も1冊、十文字さんのお勧めの本を貸してくれました。タイトルは「原因と結果の法則」ジェームス・アレンという人の書いた本でした。「ビルゲイツも読んで感銘を受けたって言っていたんだよ」と十文字さんは話しました。


 本のお話はここまでで、次に移動支援を初めて利用した事を話しました。


 十文字さんは、この移動支援の事は知らなかったそうです。「面白い支援があるんだね」と言っていました。利用した感想は、独りで観に行く映画とは全く違って、とても楽しかったと話しました。十文字さんは利用できるものは、どんどん利用した方が良いと言っていました。


 B型作業所に通所する事の話になりました。僕は正直に作業所には行きたくないと話しました。十文字さんは作業所に行きたくなければ行く必要は無いと言いました。


 僕が面接を受ける度に、作業所に通所するとかしないとか言うので、十文字さんはそんな事は重要では無いと思っているのでしょう。「後悔しないようにしようね」と言われこの日の面接は終わりました。


 主治医のM先生の診察では、先生が僕の話に相づちを打つだけなので、すぐに話す事が無くなりました。お薬の変更はありません。こうして無事診察を終え1日が終わりました。


 メンクリの診察の日の様子を描くのがワンパターンだと思い、少し変えてみました。これからも頑張りますので宜しくお願い致します。


 今日もありがとうございました。

 どうか次もあなたに逢えますように……


 いってらっしゃい♡

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