第584話 まだ終わりじゃない
おかえりなさい♡
僕は相変わらず家にひきこもり、毎日悶々と過ごしています。
何か行動を起こさなければいけないと考えています。これではいけないと分かっていますが身体と心がついていきません。僕はこのまま終わってしまうのでしょうか。
精神が病んでしまった僕に何ができるというのでしょうか。それでも僕は生きていかなければいけません。仕事をするにしても今の僕にできる仕事など無いと諦めています。
それでも僕は恵まれています。
住む部屋と生活できるお金は、なんとか確保しているからです。毎月入るお金は障害年金の7万と兄から支援してもらっている5万の計12万です。
出ていくお金は大体10万くらいです。お弁当の支援は大体14日くらい頂いています。このお弁当が無ければもっと支出が増えるでしょう。
貯金を切り崩さないで生活できていますので、危機感が無いのでしょう。僕は外に出るのが怖いのだと思います。人と接するのが怖いのです。
1日中家にひきこもっている事も苦ではなくなっています。ユーチューブを見ていると1日があっという間に過ぎていきます。
毎週月曜日に僕の家事支援をしてくれるヘルパーさんに聞いた事があります。生活保護を受給している人は普段何をして過ごしているのか。
ヘルパーさんの話だと1日中家にひきこもり、スマホでゲームなどして過ごしているそうです。お金が足らず、不安定な生活をしている人がほとんどだと言っていました。
パチンコをしている人もいるらしいです。年に1度支給されるバスのフリーパスを、人に売りそのお金でパチンコを打っている人もいると言っていました。
僕はパチンコを完全にやめてから8年以上経ちますが、今は打ちたい気持ちはありません。ギャンブル依存症は完全な病気です。痛い目に会う前にパチンコを止められて良かったです。
あれだけパチンコや風俗に溺れていたのに借金が無いのは奇跡としか言えません。余程稼ぎが良かったのでしょう。パチンコに行くくらいなら、家でユーチューブを見ている方がマシです。
僕の人生はまだ終わりではありません。ゆっくりと前に進んでいく事に致します。
今日も僕のお話に付き合って頂きありがとうございます。
お話しはここまでです。
どうか次も笑顔で逢えますように……
いってらっしゃい♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます