第521話 ヘルパーは家政婦ではない

 おかえりなさい♡


 昨日は月に1度のメンクリの診察日でした。


 実は今回から受付時間が45分遅くなりました。10時30分からの受付になります。予約が一杯で時間をずらして欲しいといわれたのです。M先生の評判が良くて診察をして欲しい人がたくさんいるようです。


 僕は8時15分のバスに乗り川崎駅に向かいました。メンクリの最寄りの駅に着くと時間は9時30分です。お腹が空いたので、いつものお蕎麦屋さんで天玉そばを食べてゆっくりとしました。


 メンクリに着いたのは10時15分でした。


 7番の診察券をもらい十文字さんの面接から始まりました。まずは僕が今、お世話になっているヘルパーさんの事で報告しました。


 十月一杯で今所属している事業所を退職して、11月から新しい事業所に変更になります。僕はこのヘルパーさんと相性が良いので新しい事業所に移った後も、引き続きお願いできるようにしていました。


 区役所や支援センターのNさんに協力してもらい手続きをして、このヘルパーさんに引き続き来てもらえる事になりました。


 毎週月曜日、16時~17時の1時間、家事支援をしてもらっています。お部屋のお掃除と、トイレ、お風呂場をきれいにしてくれます。


 この時大切なのは、ヘルパーさんとお掃除を「共にする」事です。自立支援なので、僕が中心になってお掃除をしています。他の利用者さんは全く何もやらない人もいるそうです。僕も体調が悪い時はベッドに横たわり、何もできない時があります。


 この支援の歴史は浅く平成14年に始まったそうです。そのモデルとして十文字さんの見ている患者さんが選ばれたそうです。


 ヘルパーさんが入る事で1番変わったのは、腐乱死体を見なくなったそうです。それまでは亡くなってから、発見が遅くて腐乱死体をたくさん見て来たそうです。生存確認ができるようになったのは大きいと十文字さんは言っていました。


 中にはヘルパーさんを家政婦のように使う利用者さんもいるらしいですが、少しずつ「共にする」に変えているそうです。ヘルパーさんの存在は大きいのだと十文字さんは言っていました。


 この支援は僕の場合、自己負担が無いので助かります。僕のヘルパーさんは50代の女性です。お話をしながらお掃除をするので気分転換になります。


 この日はヘルパーさんのお話で、面接が終わりました。


 次は主治医のM先生の診察です。地活に行く事ができないと相談すると5分で良いから挨拶に来たというだけでも行く様に言われました。お薬の変更はありません。


 診療代は480円、お薬代は1,010円でした。川崎駅でケンタッキーを買って家に戻りました。


 今日も逢いに来て頂き感謝です。お話しはここまでです。


 どうかヘルパーさんと仲良くできますように……  


 いってらっしゃい♡

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