令和2年 3月の出来事
第380話 煙草の誘惑
おかえりなさい♡
僕は去年の5月7日から、ずっと禁煙を継続しています。
時々無性に煙草が吸いたくなりますが今まで我慢してきました。それが先日、壊れようとしました。その事を描いていきましょう。
それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始まります。
*~*~*
【煙草の誘惑】
先日の水曜日の朝、僕の部屋の呼び鈴が鳴りました。出てみると僕の姉でした。手には何か持ち、それを僕にくれると言うのです。
それは煙草でした。
買いたい銘柄と違う煙草を買ってしまったのであげると言うのです。僕も断れば良いのに受け取りました。20本入りの煙草が8箱ありました。
もらい物の煙草なら吸っても良いだろうと考えました。吸いきればまた禁煙を再開すれば良いだけです。
僕の姉はヘビースモーカーなので、たまに今回のような事があります。
もらった煙草をパソコンの前に置きユーチューブを見ていました。僕はライターと灰皿を用意しました。ここで僕の手が止まりました。もし吸えば、煙草の誘惑に負けて、喫煙を始めてしまうのだろうなと。
とても強い葛藤がありました。
ただでさえアルコールが止められず苦しんでいるのです。僕はメッキ工場の通勤で使っているリュックサックにもらった煙草を全部入れました。僕に毎日のように仕事を教えてくれるリーダーに煙草をあげる事にしたのです。
もしもリーダーにいらないと言われた時には、僕が自分で吸う事にしたのです。
8箱もあるのですから、他の人にあげる手もあるのですが、普段から喋らないので、緊張して駄目なのです。
翌日、メッキ工場のロッカーに煙草を入れました。ここでも僕は煙草をあげる事を惜しいと思っていました。1箱490円で、8箱あるので3,920円です。
でも決めた事なので行動に移しました。
僕は10時の休憩時間に、リーダーに話すつもりでした。忙しい人なので休憩時間につかまりません。僕は諦めて、次の機会をうかがいました。
もしもリーダーがつかまらなければ、僕は煙草を持ち帰る気でいました。
お昼休み前に、2階の研究室を通ると、リーダーが一人で検査をしていました。ここで渡さなければ、もうチャンスは無いと思い僕は声をかけました。
「もらいものなのですが、煙草があるのです。吸いませんか?」
「ああそうなの。じゃあもらおうかな。」
僕はロッカーに飛んで行き、煙草をリーダーに渡しました。
「ずいぶんたくさんあるんだね。ありがたく頂戴します。」受け取ってもらえてよかったです。
この時の会話だけで緊張して声が上ずっていました。普段から人との会話が無いので、思う様に声が出ないのです。リーダーは愛煙家なので喜んでもらえたようです。
もしも僕が煙草を吸っていたら自己嫌悪に陥り後悔していたでしょう。煙草をリーダーにあげて正解でした。
煙草の誘惑に勝てたと言うお話でした。
さて、今日の金曜日は仕事を休み、病院の通院があります。尿酸値を下げる薬と、胃の薬を処方してもらうのです。
新型肺炎が怖いのですが、頑張って病院に行ってきます。今日のお話は朝6時から書いています。
あなたが遊びに来てくれる事を祈りながら、お話を終わりたいと思います。
逢いに来て頂き感謝です。
どうか次もあなたが逢いに来てくれますように……
いってらっしゃい♡
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