第321話 傷つく言葉
おかえりなさい♡
毎日とても暑くてくじけそうになります。
それでも我慢して仕事をしています。あなたは大丈夫ですか?今週を乗り越えればお盆休みです。
熱中症に気をつけて頑張っていきましょうね。
それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始めましょう。
*~*~*
昨日はメッキ工場の仕事でした。
磨くメッキが1つも無くて、1課のサポートをしました。詳しい事はわかりませんが、メッキ工場は新しく建て替えているのです。
事務所と更衣室と食堂は1つの新しい建物に移りました。
メッキをつける作業場も、順次建て替えるようです。僕のいつも仕事をしている場所も、壊されて跡形もありません。違う場所での仕事になる様です。
昨日は1課もそんなに忙しく無くて、雑用みたいな事をしました。仕事が無いと物凄く不安になります。
僕の上司のF課長はとても楽天家です。
午前中の仕事を終えて、午後はずっとF課長に付いての仕事でした。現場の仕事が無いので、事務所の資料の整理などをしました。資料を種類別にわけて、日付を古い物からまとめていきました。
事務系の仕事って凄く苦手なのです。
パソコンも苦手です。兄の会社で勤務していた頃は事務系の仕事もやりました。 大口の取引が決まると、契約書を僕が作っていました。
兄の会社を退職すると、何も出来なくなりました。
人や物の名前が暗記できなくなり、物忘れも酷くなりました。タンポポに通所するようになり、それに拍車がかかりました。
なんて言うのでしょう。ピンとこないのです。
メッキ工場では健常者しかいませんので、暗記したり計算できるのが当たり前のようです。
一言で言えば出来る仕事が無いのです。
F課長に、この日も休んでもらおうか、考えたと言われました。何度も同じ事を言われて、心が沈みました。やる気が失せるのです。
15時に仕事が終わり、F課長に申し出ました。今週の木、金は仕事が無いのなら休みますと。
答えは仕事があるので来て下さいとの事でした。
ただ、お盆明けの16日は作業が完全に止まるので休んでもらうかもしれないと言われました。
精神的なダメージを受け、帰りは電車を使いました。
****
傷つく言葉。
「休んでもらおうと思った。」
F課長は何も考えないで言いますが、雇われている側からすれば、必要が無い人材だと言われている気がします。通勤するのに片道1時間ですよ。
酷暑の中、僕がどんな気持ちでメッキ工場に通っているのか。
やはり幼い頃から携わっている食品関係の仕事の方が、僕には合うのかも知れないと感じています。
F課長も僕が何も知らないで仕事に来ているのですから、何も言わないで見守ってくれれば良いのにと思いました。
本当は昨日書こうと思ったのですが、ヘルパーさんも来るし疲れているし、無理に書くのはやめました。
今日、明日とタンポポの通所日ですが、相変わらず人手不足です。これ以上、愚痴をこぼすのはやめておきましょう。
馬鹿は馬鹿なりに生きていくのです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お話しはここまでです。
どうか次もあなたの笑顔に逢えますように……
いってらっしゃい♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます